リコー社製低ドロップアウト定電圧レギュレータIC・RN5RG50AAを入手しましたので、 実験基板を製作し性能の確認を行いました。
本試験は私的に性能評価を行ったもので、ICの性能を保証するものではありません。
1.実験後の感想
● 負荷変動による出力安定度はメーカーデータを下回ったが、十分満足出来る
範囲に入っている
● 外部トランジスタで所要負荷電流が決定出来るので、設計の自由度が高い
● 外部トランジスタの選択で入力電圧に余裕が少ない回路への適用が可能
● フットプリントが小さいため小型機器への応用に最適
2.測定回路
使用測定器
● DC電源 : KENWOOD PR-602A 25V3.5A
● 電圧計 : PICOTEST M3500A(東陽テクニカ)
● 電流計 : SANWA RD701
● 電子負荷 : 社製
3.実験基板外観
実験基板は1.6mmガラエポ・ユニバーサル基板に35μmの銅テープを使用してパターン
を形成したものです。製品化する場合を想定してパターンによる放熱器で外付けトラン
ジスタの温度上昇を測定しました。
4.負荷電流対出力電圧特性
(1)グラフ
(2)表
5.その他